【MeL】わたしたちの中絶
石原 燃, 大橋 由香子 著
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内容
目次
はじめに[石原燃] 第Ⅰ部 中絶をめぐる長いお話[大橋由香子] 第1章 妊娠したら産むしかない?――堕胎罪と優生保護法 第2章 中絶を禁止する動きと女たちの抵抗――表現と記録 第3章 わたしの身体、わたしが決める――リプロとSRHR 第Ⅱ部 わたしの経験 第1章 自由に産めないのなら、とコンドームを買った[光江] 第2章 目が覚めて、「この世に戻れた」と思った[麻鳥澄江] 第3章 手話通訳はなく、説明がわからない[柴田邦子] 第4章 中絶は自分で自分を生きていくための“点”だった[遠藤知子] 第5章 中期中絶に到った経緯とその後[白銀] 第6章 痛みはまったく感じないという不思議な経験[安藤能子] 第7章 紅茶があったかくて、甘くてほっとした[井上れいこ] 第8章 とにかくお金がまったくなかった[川上真由美] 第9章 性暴力を愛情だと偽らなければ生き延びられなかった[水野恵子] 第10章 自分の体のために中絶と不妊手術をするしかない[S・S] 第11章 もう子どもが産めないのではないかと、ずっと不安だった[ハナコ] 第12章 生理が止まって、本当にビビった[K・R] 第13章 二度の中絶、そのときはその選択しかなかった[チャップ] 第14章 後悔も罪悪感もない[田中青] 第15章 「中絶」という言葉でひとくくりにされるのが辛かった[匿名] 第16章 全身麻酔をしないで中絶手術を受けたい[横山恵] 第17章 産婦人科医のわたしが、中絶なんて[河合亜矢子] 第18章 「水子供養などしてなるものか!」と強く思った[長田真紀子] 第19章 障害がなくても、一人で育てるなど無理だった[K] 第20章 ようやくその日になっても泣かなくなった[遠藤リト] 第21章 罪悪感に押しつぶされそうだった[浦井英子] 第22章 頑張っていたから、学校生活をまっとうしたかった[須藤あゆ] 第23章 南アフリカのクリニックで中絶薬を飲んだ[伴優香子] 第24章 自分の選択が正しかったのか、思い詰めた[太田恵] 第25章 何を言っても誰かが傷つきそうで表現が難しい[春日そら] 第26章 中絶を選ぶ人が悲しむことのない社会に[匿名] 第27章 わたしは何も悪いことはしていない[M・O] 第28章 早すぎて今できることはないと言われた[井川玖美] 対談 経験を語るということ[イ・ラン×石原燃] 第Ⅲ部 様々な経験に接して 第1章 孤立出産[加地紗弥香] 第2章 若年女性と沖縄での中絶[篠原芙由] 第3章 一〇代の妊娠葛藤[中島かおり] 第4章 中絶をめぐる裁判[岩崎眞美子] 第5章 日本における移民女性の中絶[田中雅子] 第6章 優生的な理由での中絶[大橋由香子] 第7章 トランス男性、ノンバイナリー当事者の中絶[吉野靫] 第8章 国際団体による中絶支援――なぜわざわざ海外に[加藤雅枝] おわりに[大橋由香子] 中絶に関する書籍・作品リスト
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