【MeL】社会学教育の意義と実践
片桐 新自 著
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内容
目次
はじめに 第一部 社会学論 第一章 『社会運動の中範囲理論』と私の社会学観 第二章 現代社会の危機と社会学の役割 ―素朴な社会学者の呟き― 第一節 現代社会は危機か? 一― 一 社会の危機とは? 一― 二 社会と国家 一― 三 幸福とは? ほか 第二節 社会学は役に立つのか? 二― 一 社会学は役に立たない? 二― 二 個人レベルでの社会学の有用性 第三節 社会学の再生を求めて 三―一 現在の社会学の問題点 三― 二 マクロな視野 三― 三 量的データの重視 ほか 第三章 まちづくりの現場で社会学に何ができるか 【補足一】 鞆の浦 架橋・埋め立て「中庸を」 【補足二】 二〇二五年五月時点の鞆の浦の状況 第四章 現代社会学再考 第一節 社会学と実践 一― 一 社会学の実践性 一― 二 政策科学としての社会学 一― 三 「住民の立場」に立つ心地よさ? 第二節 社会学の重要性 二― 一 社会学的想像力の必要性 二― 二 「虫の眼」と「鳥の羽」 二― 三 学問研究は何のためにするのだろう? 第三節 社会学の対象 三― 一 三十秒でわかる社会学 三― 二 社会学の研究対象とその発見 三― 三 固有名詞の社会学は難しい 第四節 社会学の分析 四― 一 社会学における客観的認識 四― 二 実感主義とミクロ社会学 四― 三 社会学的価値相対主義の潜在的逆機能 ほか 第五節 社会学と言葉 五― 一 概念へのこだわり 五― 二 専門用語を学ぶことの重要性 五― 三 比喩の魅力と危険性 ほか 第六節 社会学の分裂 六― 一 連字符社会学の発展と社会学の危機 六― 二 文化へ走る都市社会学、環境に入れ込む村落社会学 六― 三 大学院生のレベル低下を憂う 第七節 社会学の見る社会 七― 一 社会はどのように成立したのか? ―歴史的考察― 七― 二 全体社会の範囲 七― 三 社会と国家 ―あるいは幸福論― 第二部 現代社会の分析 第五章 社会・文化 五― 一 若いことは価値のあることなのだろうか? 五― 二 子どもは親のおもちゃじゃない! 五― 三 歴史を作るのは社会 ほか 第六章 制度・慣習 六― 一 教育改悪? 六― 二 日本休日制度改革案 六― 三 「平成の大合併」より「平成の大分割」を! ほか 第七章 政治・国際・経済 七― 一 日本議会制度改革私案 七― 二 安倍内閣は小泉内閣のように長持ちはしない 七― 三 スネ夫のような国・日本 ほか 第八章 恋愛・結婚・男女 八― 一 「小恋愛結婚」のすすめ 八― 二 近い将来、シングルマザーを後押しするのは…… 八― 三 「愛」と「恋」 ほか 第九章 学生・若者 九― 一 良きフォロワーから失敗を恐れぬリーダーへ 九― 二 戦後史を学ぼう! 九― 三 引きこもりと甘え ほか 第十章 コミュニケーション・マナー 十― 一 匿名コミュニケーション 十― 二 二人席のマナー 十― 三 メールは一往復半が基本 ほか 第十一章 生き方・考え方 十一― 一 半分「個」・半分「類」として生きてみたら 十一― 二 頭のギア・心のギア 十一― 三 ぼちぼち行くか、頑張るか ほか 第三部 社会学教育の実践 第十二章 社会学教育の意義 ―大学での社会学の学び方、活かし方― はじめに 第一節 社会学をどう活かせるか? 第二節 個人的社会学教育経験 ―自らの社会学教育論を相対化するために― 二― 一 社会学受容経験 二― 二 社会学教師として 第三節 社会学の導入教育をいかに行うべきか? 三― 一 最初の社会学の講義 三― 二 基礎的演習系授業の重要性 第四節 学部レベルの専門教育をいかに行うべきか? 四― 一 専門講義 四― 二 社会調査 四― 三 ゼミ(専門演習)での教育 ほか 第五節 社会学教育の意義と問題点 五― 一 社会学教育の意義 五― 二 社会学教育の問題点 五― 三 めざすべき社会学教師像 おわりに 第十三章 社会学カリキュラムの変遷 ―関西大学社会学部社会学専攻を対象として― はじめに 第一節 関西大学社会学部の歴史 第二節 社会学部構想と創設時のカリキュラム 第三節 四専攻体制の確立とカリキュラム改定 第四節 大綱化以降のカリキュラム改革 第五節 社会学関連科目の盛衰に見る社会学教育観の変化 おわりに 第十四章 ゼミ生たちによるゼミ紹介 はじめに 十四― 一 片桐ゼミの魅力 十四― 二 片桐ゼミ紹介 第十五章 卒業時のゼミ生たちの思い はじめに 十五― 一 おつかれさまでしたっ 十五― 二 最高の二年間の感謝をこめて 十五― 三 引越しを終えて ほか 第十六章 卒業後に学ぶ社会学 はじめに 第一節 片桐ゼミの集い 第二節 片桐ゼミのホームページ 第三節 片桐社会学塾 おわりに 第十七章 社会学を学んだことの意義 はじめに 十七― 一 まず社会学、次に医学、また社会学 十七― 二 そして今日もわが家は家庭内片桐ゼミ 十七― 三 ことばの教育と社会学 ほか 第十八章 【解説】片桐先生の社会学教育 ―本書を通読して― あとがき
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