高原文郎編 家正則 編 小玉英雄 編 高橋忠幸 編
A5 904頁 上製
朝倉書店
読者対象 : 宇宙物理学を学ぶ院生から研究者まで。
ISBN : 978-4-254-13127-7
重力理論,宇宙線,素粒子・原子核,プラズマ・流体等の分野と深いかかわりをもち,相対論的宇宙論,ブラックホールや中性子星を中心に発展を遂げてきた宇宙物理学の全体像と正確な知識を提供。〔内容〕概観/天体の物理/宇宙論/相対論的天体と高エネルギー宇宙物理学/宇宙の観測/付録(輻射過程,熱・統計力学,流体・プラズマ,素粒子・原子核)
編
A5 448頁 上製
朝倉書店
読者対象 : 高校生から研究者まで相対論に関心のあるすべての人へ
ISBN : 978-4-254-13128-4
重力波の観測を受け,さらなる発展と応用の期待される相対論.その理論と実験・観測の両面から重要項目約100を取り上げる。各項目2~4頁の読み切り形式で,わかりやすく紹介。〔内容〕特殊相対性理論/一般相対性理論/ブラックホール/天体物理学/相対論的効果の観測・検証/重力波の観測/宇宙論・宇宙の大規模構造/アインシュタインを超えて
沼居貴陽著
A5 276頁 並製
共立出版
読者対象 : 固体物理学を学ぶ学部生
ISBN : 978-4-320-03609-3
固体物理学の基礎となる数学,電磁気学,統計物理学,量子力学から丁寧に解説。特に数学については,現在の大学生の学力に合わせて説明しており,基礎に重点をおいて解説することで,どの項目が固体物性と密接に結び付いているかを見出すことができる。結晶の構造,結晶結合など固体物性のテーマを絞ることで,より理解が深まるよう構成した。
沼居貴陽著
A5 296頁 並製
共立出版
読者対象 : 物性物理学を学ぶ学部生
ISBN : 978-4-320-03610-9
『固体物性の基礎』に続く物性の教科書兼自習書。誘電体,磁性体・超伝導体,金属・合金,半導体,表面と界面,格子欠陥などの材料について説明する。学生が本書を読むだけで理解できるよう,筆者が講義中に説明してきた考え方や,計算過程をできるだけ取り入れ,固体物性のテーマについては,例題を随所に設けるなどの工夫をしている。
David Griffiths著 花垣 和則 訳 波場 直之 訳
A5 560頁 並製
丸善出版
読者対象 : 素粒子を学ぶ大学生・大学院生、研究者
ISBN : 978-4-621-30392-4
英語圏で標準的に使われている素粒子物理学テキストの翻訳版。初学者が素粒子物理学の全体像をとらえ、計算力を養うのに最適な一冊。理論の土台となった歴史にはじまり、標準模型の導入、これからの方向性までを述べる。また、本分野を学ぶうえで重要なファインマン図も丁寧に解説。章はじめに目的を掲げ、読者のレベルにあわせて読み進められる。
Eugene Hecht著 尾崎 義治 訳 朝倉 利光 訳
B5 274頁 並製
丸善出版
読者対象 : 理工学系の学生、大学院生
ISBN : 978-4-621-30400-6
定番教科書の待望の改訂版。古典的光学を、初歩的な数学のみを前提に体系的に学ぶ。豊富な図や写真で直感的に理解しやすく、例題や章末問題により理解を深めることができる。光と原子の相互作用や光の量子力学的性質を明らかにし、現代的で実践的な理解を促す。第III巻は、コヒーレンス理論、レーザーなど実用化に欠かせないテーマを取り上げる。
東京大学工学教程編纂委員会編 宮下 精二 著 今田 正俊 著
A5 142頁 並製
丸善出版
読者対象 : 大学4年生?大学院生以上
ISBN : 978-4-621-30428-0
統計力学の基礎を、主に相互作用がない、熱平衡状態にある理想系について解説。本書では熱平衡状態の統計力学の方法をGibbs のアンサンブル理論によって説明する。古典的な系を念頭におき、熱平衡状態の微視的な記述を学んだあと、量子系の力学の考え方を学び、それを用いて量子理想気体の振る舞いを具体的な例とともに学ぶ。
東京大学工学教程編纂委員会編 今田 正俊 著 宮下 精二 著
A5 162頁 並製
丸善出版
読者対象 : 大学院生以上
ISBN : 978-4-621-30429-7
相互作用が生み出す多様性、非平衡状態および不可逆性を取り入れる手法の基礎を解説。また、対称性の破れ、相転移と臨界現象、ゆらぎ、揺動散逸定理などの概念と自然界での現れ方を、古典極限と量子系の対応に注意しながら解説。量子系の統計力学を経路積分の考え方を用いて述べ、統計力学的な物理量の厳密な計算の手法についても解説している。
東京大学工学教程編纂委員会編 押山 淳 著
A5 212頁 並製
丸善出版
読者対象 : 大学院生以上
ISBN : 978-4-621-30430-3
さまざまな場面で量子力学を理論的に取り扱う手法について解説。五つの章立てにより大学学部レベルの量子力学の集大成をめざしている。実験との直接的な対応がつけやすい散乱理論、相対論を考慮した量子力学の理論、複数の粒子からなる系、電磁場を量子系として取り扱う手法、量子系の対称性から導かれる普遍的な性質についてまとめている。