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校正者について | 英文校正サービス
英文校正者インタビュー

翻訳者

R氏 【専門】有機化学、無機化学、合成化学

イギリス出身。大学では、理学博士号を取得。専門分野は有機化学、無機化学、合成化学。
European Medical Writer Association(EMWA)のメンバーで、医療ライター兼ディレクターとしても企業で活躍している。

校正スキルや高い専門性を維持するために、普段から努力していることは?
専門分野の最先端の動向を把握しておくために、日頃から学会の季報やジャーナルに目を通すようにしています。もちろん、研究者の皆様からいただく校正作業に対するフィードバックもためになりますし、他の校正者の英語添削原稿を参考にするなどして、日々スキルに磨きをかけています。
英文校正の作業はどのように行っていますか?
校正作業をするときは、まず、一通り論文に目を通して主題を理解しようと努めています。そのあとで、慎重かつ詳細に、校正作業を行っていきます。頻出する表現ミスを見つけた場合は、再度原稿全体を見直し、同じようなミスが繰り返されていないかをチェックします。非英語圏からの論文は、執筆者の真意がわかりにくいことが多々ありますので、じんわり意図が見えてくるまで、何度も読み返すようにしています。そして、原文の意味を変えないよう意識しながら、不明瞭な表現をわかりやすいものに手直ししていきます。
英語を母語としない執筆者と校正者との関係性についてお聞かせください
『執筆者』と『校正者』というのはもしかすると、共同研究者以上の関係かもしれませんね。校正者が修正案を提案し、それを受け入れるか受け入れないかの判断をくだすのが執筆者。そして、その一連の作業を繰り返すことによって原稿が仕上がっていく。そういった意味で、両者は切っても切れない関係にあるのだと言えるのではないでしょうか。
おすすめのジャーナルを教えてください
『Nature』、『Science』、『New Scientist』、『Scientific American』などの一流ジャーナルは、やはり必読ではないでしょうか。編集も正確ですし、掲載されている論文もロジカルで非常に読みやすいものばかりです。
英語論文を執筆する日本の研究者のみなさんに一言
できるだけ、一文一文を短くするように心がけてみてください。一文が長いと、読み手は理解するのに一苦労ですし、強調したいポイントがずれてしまうこともよくあります。また、日本人の多くの方が苦手としているのが冠詞の用法かもしれませんね。日本語にはそもそも冠詞という概念がないとのこと。正確に使いこなせるようになるには時間がかかると思いますが、日記でも何でもいいので、日頃から書き慣れて、感覚的に身に付けていくことが大事だと思います。

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校正者はすべて、修士号・博士号を取得しており、自分の研究分野の英文校正を担当しています。

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校正では単語や冠詞の適切な選択だけでなく,論文全体の流れも含めてチェックして頂き,ありがとうございました。詳細なコメントも記載されており,大変参考になりました。再校正のアフターサービスも利用させて頂きたいと思います。
某私立大学 H.S.様